「詰める」は部下の成長を止めていることを上司はもっと自覚するべきじゃない?

上司はなぜ詰める?

仕事で失敗をした時には上司から怒られる場面があります。この怒られる事自体は部下の成長を促す可能性のある行為だと思いますが「詰める」となると話は別じゃないかなと思います。

現場で横行する「詰める」マネジメント

仕事の現場では、日々多くのトラブルが起こります。トラブルには必ず何かに原因があります。
けど、この原因をちゃんと洗い出そうとせず「詰める」ことが特に営業出身の上司(私の主観でありますので、そうではない営業出身の上司の方ももちろんいます)に多い気がします。
この「詰める」行為、詰められるのはもちろん嫌ですが詰めるのも大嫌いです。
大体の人がそうだと思いますけど、稀に部下は詰めてナンボみたいな人もいる気がします。

詰める行為がなぜ嫌いでダメなのか

ずーっと「誰も良い気持ちにならない」し、「それによって職場の空気が悪くなり」、「みんなのモチベーションが下がり」、「生産性が落ちる」からと、ふんわりと捉えていましたが、朽木誠一郎さんが書いた記事を見てこれだと思いました。

「なんでできないの?」はその表面的な意味合いよりも、相手に自責か他責かのスタンスを問うていることに着目するべきです。前提として、ビジネスの現場では他責(他人の責任)よりは自責(自分の責任)にしたほうが成長できると言われていますし、僕もそう思います。

しかし、もし自責にすることを他人に強制されるとなれば話は別です。そのような行為は、マネジメントを失敗に導くことを、上司は自覚するべきだと思います。

引用元:自責を相手に強制する「詰め」の無意味さ | サイボウズ式

イグザクトリー!!
働いていれば失敗の一つや二つ、いや数十あります。そして失敗すると自分以外に理由を求めちゃい気味です。

これはダメです。

原因の分析段階で「顧客の〜が…」とか「制作が〜で」とか出すのは良いと思いますが、そこに対し自分ができたことはないのかを考え、理由をまずは自分に求めることは大切ですよね。

けれども、強制された段階で成長は絶対にないです。
強制されると、心の中にはドロドロした感情が湧いちゃいますからね。成長を阻害します。

結果として怒られないように仕事をするようになる

この「詰める」マネジメントの結果、みんな怒られないように、詰められないように仕事をします。

  • とにかく指示を仰ぐ
  • 自分で考えることを放棄する

という状態になり、優秀な人から会社を去り、まったく仕事は広がらなくなります。

上司に怒られないように仕事するのは意外と簡単です。
けど、それではコンビニのアルバイトと変わりません。誰でもできる作業を、マニュアルに書いてある通りに進めていく。これでは「仕事はつまらないけど生活費を稼ぐためのもの」になり、クライアントも決して満足するような結果は出ないでしょう。

人はそう簡単には成長しないことを理解する

では、どうするか?
まずは人はなかなか成長しないということを理解することからわたしは始めました。
こう思うようになってからは結構気楽です。自分に置き換えてみても、人ってちょっとやそっとですぐには成長なんてしません。少しずつ成長しますよね。
なので失敗してしまっても、その人の良かった点をなんとか探して伝え、弱点を補う方法を教えてあげるようにしてます。(サボったりとか手を抜いてるのが見えたらそこは怒りますけど)

でもでも、実際の会社ではすぐに結果って求められちゃいますよね。
周りが成長するまでは上司が結果を出せば良いんです。そうして成長を待ちましょ。それが上司の大切な仕事だと思います。
(結果出てないと上司はさらに上の上司から詰められますからね笑)

世の中から詰める文化がなくなることを祈ります!

上司はなぜ詰める?

ABOUTこの記事をかいた人

Tetsu

都内で働くWebディレクター。ディレクターになる前は某アパレルブランドにて勤務。「なんとなくおもしろい」という理由でこの業界にいる。このブログもなんとなく続けてます。Twitterはやっていません。