[2015年10月]日本でのインターネットブラウザシェア考察

いやー、IEに振り回されなくて良くなってきたのはWebの現場では大変うれしいことです。クライアントも制作費が抑えられますしね。

※下記のデータはStatCounterで2015年9月17日〜2015年10月16日の1ヶ月間のデータです。

バージョン別ブラウザではChromeがIEを抜いてトップ

どの業界でも競争というのは熾烈ですが、Webブラウザの競争はすごく熾烈といえるのかもしれません。

StatCounter-browser_version-JP-daily-20150917-20151016-bar

画像はデスクトップかつ日本でのシェア率。

「ついに」というべきか、長らくWebブラウザでトップを走っていたIE11を抜き、Chromeがトップに。とはいえブラウザ別で言えば、IEすべてのバージョンを合わせればまだトップ。
Edgeの低さも気になりますが、IE9ですら2.51%。

2016年1月でマイクロソフトは各OSの最新バージョンのIEをサポート対象とします。

米国時間の 2014 年 8 月 7 日、マイクロソフトは Internet Explorer のサポートポリシーについて、重要なお知らせ を致しました。これにより、2016 年 1 月 12 日 (米国時間) を過ぎると、使用しているオペレーティング システムでサポートされる、最新バージョンの Internet Explorer だけが、技術サポートとセキュリティ アップデートを受けられることになります。

引用元:Internet Explorerサポートポリシー変更の重要なお知らせ – Microsoft

ということは、VistaがIE9ですが、現時点で2.51%しかないシェアです。
考え方としてIE11に対応させていけば問題ないように思います。
そうなると制作の現場は非常に負担が減りますし、表現もより豊かな方向に進むのではないでしょうか。

モバイルは以前iPhone1強

モバイルとタブレットを含めるとシェア率は大きく変わります。

StatCounter-browser_version-JP-daily-20150917-20151016-bar (1)

日本でのiPhoneの強烈な所持率を背景としたiOS搭載のSafariが1位。
PCのみではSafariは約3%でしたからね。すごい。iPhoneホルダーが増え、その流れでMacホルダーが増えたはずですが、みんなMacではChrome使っているんでしょうか?

Safariといえば、最新のiOS9から搭載されたアドブロック機能。
現状では大手の広告やアフィバナーが消える感じ。以前書きましたが、この機能を使う層の人は多分使ってなくても広告を踏むタイプではないと思います。(自分もそうです。)
iOS9の広告ブロックは果たして無料メディアを絶滅に追いやるのか?

なのであまり影響はないと思っていましたが、実際配信されてからは風潮的に広告ブロック広がっていくような感じを受けました。

そうなると収益が上がらなくなると配信コンテンツの品質が間違いなく下がります。これは困る。どんどんネイティブアドに移行していくのかなーとか思いました。

この辺は別の機会に、じっくり考えてみたいです。

情報を知っていれば要件定義が楽になると思うよ

こういったデータというのは知っているだけでいいことがあります。

正直、IE8とかに対応させて欲しい案件は誰も得しないと思ってます。作る側もただ大変なだけだし、依頼する側もお金かかって嫌です。
けど、そこで「いやーもう必要ないと思いますよ」とだけ伝えるより、「すでに直近1ヶ月間でのIE8のシェア率は日本で2%強しかありません。切ってしまっても問題ないと思います」と自信持って言えるかは大きな違いです。

ちょっと真面目なエントリーを書いてみました。

ABOUTこの記事をかいた人

Tetsu

都内で働くWebディレクター。ディレクターになる前は某アパレルブランドにて勤務。「なんとなくおもしろい」という理由でこの業界にいる。このブログもなんとなく続けてます。Twitterはやっていません。